新着情報館
 
西武新宿線系統と東京メトロ東西線を中心とした鉄道関係の最新情報やリポートを随時更新中。
 


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西武鉄道の杉山を救え!

西武鉄道は3月3日
Webサイト「say-saibu.jp」を開設し
「西武園エリア」への意見や
ネーミングの募集を開始した。



「新着情報館」というタイトルを莫迦デカく掲揚しながら、西武鉄道webサイトのニュースリリースを約1週間~1ヶ月遅れで皆様にご提供させて頂いております、「新着情報館」ブログへ毎度アクセス有難う御座います。

凡ては管理人suiすいスイッピの更新意欲の著しい低さに起因したものです・・・w

更新頻度の変動は、管理人の更新意欲のup↑down↓と直に連動しているだけですので特に深い意味はありません。

「新着情報館」ブログでは、唯の情報に+αとして管理人suiすいスイッピの灰汁の強い長文(・・・駄文・・・)を付け加えることを唯一の基本理念?としていますので、この文章を読むのが苦痛以外の何にも代え難い方は、早速、このブログからescapeなさってくださいませ~。

それでは、本題に移ります。




この「西武園エリア」という耳慣れない名称であるが、耳慣れないのも当然、「say-saibu.jp」開設に伴って作られた「仮称」である。

西武園ゆうえんち、掬水亭、旧ユネスコ村、西武ドーム、狭山スキー場、トトロの森などがある一帯のことを仮に「西武園エリア」と呼ぶことにしたらしい。


思えば、当にこの「西武園エリア」のことを私自身は以前から自分なりに「堤ワールド」などと勝手に名付けていたのであった・・・(笑。

何故「堤ワールド」なのか・・・お判りの方は、私の云わんとしていることは大方既に伝わっているような気がするので、以下全て読み飛ばして頂いても結構であるw


この「西武園エリア」は、「副業が本業」という西武グループの嘗ての体質を実に見事に投影しているように思える。
その体質を作り上げたのが、西武グループを一代にして築き上げた堤康次郎氏と、その息子の堤義明氏だ。

西武グループにとって本来、本業であるべき筈の鉄道経営が蔑ろにされ、ホテルやレジャー施設の経営に大量の資金が投じられてきた嘗ての経営の仕方が見事なまでに「西武園エリア」という形となって今尚、堤がいた時代を物語り続けている、、、そんな印象である。

そして現在、経営不振に喘ぐ「西武園エリア」は、堤が残していった「負の遺産」とも云うべき存在となり、今後の在り方を廻って社員は頭を抱え、結果として「say-saibu.jp」というサイトを立ち上げ、「西武鉄道の杉山です。」という印象的なフレーズで一般人を巻き込み、再生へ向けてぎこちない一歩を歩み始めた・・・といったところなのだろうか(苦笑。


更に調べていたら、こんな事実も発見した・・・・・・昭和40年、堤義明氏が父の偉業を讃えて、堤康次郎氏の銅像を西武園遊園地の前に建立した・・・・・・というのである。
が、その銅像、今は西武鉄道本社ビル中庭にあるそうだ。

このことからも、堤が如何に「西武園エリア」に情熱を注いできたかが分るだろう。

だから私にとって「西武園エリア」は「堤ワールド」以外の何物でもないのであるww


堤が創り上げた夢の楽園「堤ワールド」であるが、自分も幼い時から何度足を運んだことだろう。

「ユネスコ村」の「大恐竜探検館」は(・・・当時、まだ幼くて記憶が曖昧だが・・・)とても良く出来ていて、幕張メッセの恐竜博よりもある意味では面白かったように思う。
ただしアトラクション的観点から見れば「ユニバーサルスタジオジャパン」の「ジュラシックパーク・ザ・ライド」の方が上、と言ってしまえばそれまでだがw

まだ営業しているなら、もう一度行きたいくらいだけれども、経営不振で既に数年前に営業休止している。
あんな豪華な施設も、バブル期(厳密には崩壊後)だったからこそのものなのか・・・と思うと切ない。

「大恐竜探検館」が出来る以前の「ユネスコ村」は、生まれる以前なので知らないが、自分の母は行ったことがあるとのこと・・・しかも結構面白くて好きだったとのことw
世界各国のモデルハウスが立ち並んでいて、ディズニーリゾートといったテーマパークの「走り」のようなものだったらしい。

そもそも何故「ユネスコ村」という名称なのかと云えば、昭和26年に日本がユネスコ加盟を果たした際、「ユネスコこども博覧会」が西武園で開催されたのが由来だそう。

「ユネスコこども博覧会」は、豊島園を第一会場、西武園を第二会場として開催された。日本がまだアメリカに占領されていた時代、ユネスコ加盟は国際社会への復帰の大きな一歩であり、それを記念した博覧会が二会場とも西武関連の施設で行われたというのは、当時、西武が日本社会で確たる地位を築いていたということだろう。

その博覧会に伴って西武園には、ユネスコ加盟43ヶ国のモデルハウスが建てられた訳だが、1990年代に老朽化を理由に取り壊され、そこに「大恐竜探検館」ができたという流れのようだ。

しかしその「大恐竜探検館」も営業休止し、今は一部が「ゆり園」として、期間限定で開園しているが・・・「ゆり園」ってw・・・ネーミングからして微妙すぎるしw
という訳で、今後の活用について「say-saibu.jp」では皆様から意見を募集しているのだw


Webサイト「say-saibu.jp」は、「西武園エリア」について意見やアイデアを募集すると同時に、4月30日まで、「西武園エリア」のネーミングも募集している。

もちろん、私が以前から呼んでいた「堤ワールド」という名称は応募したところで却下されるに決まっているが・・・(笑。


皆様もぜひ「say-saibu.jp」にアクセスして、西武鉄道の杉山さんに「ああsay!こうsay!」言ってみては如何だろうか。


「say-saibu.jp」はこちらからアクセス!



3月26日(金)23:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | 西武鉄道「新着情報」 | 管理


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