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「平成20年度駅別乗降人員」UP!

5月14日、西武鉄道は
「平成21年度駅別乗降人員」
を公表した。




毎年々々、この季節が巡って来る度、まだかまだかまdk(ry・・・と自棄に待ち遠しくなるモノが2点ある。

それが、コレ、駅別乗降人員。もうひとつは、設備投資計画。

もちろん、愉しみにしているのは2点とも「西武鉄道」のモノである。



他社のモノは見るだけ目の毒!


数字が視野に入ってきた瞬間に、激しい劣等感と嫌悪感に襲われる。
これは、西武鉄道を愛するが故の反動である(苦w。

後日、西武の設備投資計画を見たときの衝撃を極力緩和したい方へは、東急と小田急の設備投資計画を見ることを控えることを推奨する。

今年は京王の設備投資計画でさえ、惨めさと虚しさに襲われた。。。皆様もご用心ご用心。。。w




その話はもういいとして、では、西武鉄道の「平成20年度駅別乗降人員」の中身は??

それは各自、下のリンクをクリックして、西武鉄道公式サイトでご確認いただきたい。


「平成20年度駅別乗降人員」はこちら(PDF)。


また、平成11年度から平成20年度までの駅別乗降人員データの一覧はこちら




駅名と数字が並んでいるだけのこの表に、「待ち遠しい」とまで思わせる程の魅力がどこにあるのか?と、疑問に思う方がおられても不思議ではない。

興味の対象外という方にとっては、微塵の面白さも感じ取れないだろうが、私は2時間眺めていても飽きない程の魅力が、この表には隠されていると思ってしまう。

実際に2時間も眺める根気も時間も自分自身には無いけれども。。。



この表の魅力について、既に重々ご理解されている方には、もう説明することもないので、以下は読まないでいただいても結構結構w



当ブログは「西武新宿線」系統に絞った内容をいつもお届けしているが、今回は「西武池袋線」系統についても触れることにする(それにはネタが忽ち切れてしまうから、という背景がある・・・)。




西武鉄道「平成20年度駅別乗降人員」の特徴をいくつかに分けてまとめると・・・・・・

平成20年6月14日の東京メトロ副都心線の開通及び西武池袋線との相互直通運転開始により、西武池袋線「池袋」駅の乗降者数が若干減少。
しかし大幅な減少になっていないのは、やはり副都心線開業後のトラブル連発による不信感から利用者の移行が不調だったため?
それとも、単純に副都心線を利用するより「池袋」JR乗り換えの方が速くて便利だから?
それらの理由ももちろん考えられるが、何より副都心線の開業が年度始まりの4月ではなく6月だったため、利用者が副都心線にシフトし始めた時期が年度途中以降だったことが大きい。
定期券の更新時期の都合も合わせて考えると、今年度から副都心線利用に切り替える人も多いだろうし、新たに西武池袋線沿線に転居してくる人は、副都心線直通をお目当てにしている人も少なくないと思われるので、今後さらに副都心線利用者の増加に拍車がかかる可能性もある。
今年度の西武池袋線「池袋」駅の乗降者数の減少幅は見逃せない。発表されるのは来年の今頃だから、当分先。


西武新宿線はここ10年間のデータを見ると「西武新宿」駅と「高田馬場」駅が共に減少傾向にあったが、突如、平成19年度より「高田馬場」が大幅増加に転じ、1年間で過去10年間の減少分を回復するほどに伸びた。その一方、「西武新宿」は減少の一途を辿っているが、その理由はやはり駅の立地が乗り換えに不便すぎ?それとも治安が悪い?
この「西武新宿」が減少する一方で「高田馬場」が増加する傾向は平成20年度も同様だった。
副都心線開業によって「所沢」から「新宿」の東側地域へ出るのに、西武新宿線で「西武新宿」まで行くという手段以外に、西武池袋線の副都心線直通で「新宿3丁目」まで行く、という選択肢が新たに生まれたことも、「西武新宿」駅減少の1つの要因かもしれない。
特殊連絡定期券ができたことで、今年度は「西武新宿」が増加に転じることが期待される。
「西武新宿」と「高田馬場」、両駅とも駅設備に余裕がないのだが、減少し続けている「西武新宿」はまだ良いとして、大幅増加に転じている「高田馬場」はパンク寸前の悲惨な状態になりつつある。
パンク寸前といえ、恐らく昔の殺伐な時代から見れば大したこともないのかもしれないが(自分はその殺伐な時代にはまだ生まれていない・・・)。


西武秩父線の過疎化が更に進行。このままのペースで減少すると、近い将来「秘境駅」化する駅も出てくるかもしれない・・・というのは9割方冗談。
地形が山がちで、住宅地として開発するにも難しいから、この地域はベッドタウン化することなく廃れていくしかないのかもしれない。



西武鉄道全体としては、長年の減少傾向に歯止めが掛かり、全体的に増加に転じている。

当ブログで扱っている「西武新宿線系統」についても全体的に上昇気運で、特に土地にまだ余裕のある西武拝島線沿線は大きく伸ばしている駅もある。

これ以上細かく全ての駅について言及するのは、この場では難しいので、後はご自分で色々と分析していただければ何よりである。



5月16日(土)01:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 西武鉄道「新着情報」 | 管理

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